HOME > カードローン審査を徹底解剖!見なきゃソンするQ&A

カードローン審査を徹底解剖!見なきゃソンするQ&A

カードローン審査に通る人・通らない人の違いはどこにあるのでしょうか?そもそも審査とは、私たちの何をチェックしているのでしょうか?どうして会社によってはたった10秒で仮審査結果が分かるのでしょうか??

このページでは、カードローン審査で気になる疑問をQ&A方式で徹底解剖しています。キャッシング初心者の方から、既に借りている方まで、あなたのギモン、解決します!



総量規制で審査が厳しくなったけど、もうどこからも借りられない?

銀行カードローンなら総量規制の「対象外」です!

まず総量規制とは、簡単に言うと「個人で出来る借金は、全部で年収の3分の1まで」というものです。300万円の年収の方なら、総額で100万円までになります。複数のカードローン業者から借りていても「それら合計で100万円まで」という、借りすぎて破産しない為に「貸付残高」を設けますよ、という法律です。

ただし、総量規制には例外や除外されるものがあります。


■除外…住宅ローンや自動車ローン、高額療養費など
これらは対象外なので、貸付残高に含めなくてOK。

■例外…緊急を要する医療費の借入、個人事業者の事業費の借入
これらはたとえ貸付残高をオーバーしていても、返済能力があると判断されればOKというものです。例外には「配偶者の年収の3分の1までの借入」も含まれ、配偶者に返済能力があればOKという、専業主婦でもお金が借りられる例外がちゃんと用意されています。


そして最大の注目は、これら総量規制は「貸金業法」において施行されているものということ。つまり、貸金業法ではなく銀行業法で行われている「銀行カードローン」は総量規制の対象外になります。


信用情報って?私の何が書かれているのですか?

あなたのお金に関する情報が書かれています。

信用情報とは、あなたの住所・氏名・電話番号や勤務先、いつお金を借りて・いつお金を返したか等、あなたとあなたのお金に関する情報です。

キャッシング業界には銀行やカードローン会社など、金融業者を会員とする「個人信用情報機関」というネットワークがあり、先の信用情報が全会員によって登録・管理・共有されています。各カードローン会社はキャッシングの申し込みがあると、この信用情報のデータベースを照会する事により、「過去に借入の履歴があるか」「返済を延滞した事はないか」等を判断しています。

記載内容は住所氏名等の個人情報、過去・現在の借入・返済状況などです。借入が既にある(あった)場合は、「予定日を過ぎたのに返済しなかった」などの延滞情報や、いつ延滞を解消したかまでバッチリ書かれています。「ちょっとぐらい…」油断して延滞ばかりしていると、全て記録が残ってしまいますので要注意。一般的には3ヶ月以上の延滞で記録され、5年は記録が残るとされています。


審査って私の何を調べるのですか?

身元と金銭状況、そしてウソをついていないか、です。

カードローン審査には「何を調べられるんだろう」「会社に電話があったらどうしよう」などの不安がつきものですが、基本的にはかなりシステマティックなもので、会社によってはあっという間に結果が出ます。

1.信用情報を照会します
信用情報とは、あなたの住所氏名等の個人情報、過去/現在の借入/返済状況などが書かれている記録で、業界全体で共有されている情報です。お申し込みがあると業者はまずこの信用情報のデータベースにアクセスして、延滞等の事故がないかどうかを調べます。つまり、申込書の方でウソを書けば、この時点であっという間にバレてしまいます。

2.各社独自のデータで審査
各社には「この辺りの年代で、この辺りの収入で、このぐらいの借入状況であれば、このぐらい貸せる」と言ったような、それぞれの基準があります。特に消費者金融系はこれらをデータベース化することで、人の手を煩わせなくても自動で融資額が決められるシステムを導入している所が多く、これにより「早くて10秒〜即日で審査結果が分かる」というスピード化を実現しています。

3.本人確認書で身元を再確認
免許証や保険証など、本当に本人からの申込なのかを確認を行います。会社によっては勤務先への電話をして在籍確認するところもありますが、会社名は名乗らずスタッフの個人名での電話なのでご安心を。自宅への連絡も同様です。


カードローン審査で重用視されるポイントって?

年齢・仕事・住まい…しっかりしているかどうか、です。

審査の流れについては「Q:審査って私の何を調べるのですか?」にも書いていますが、もう少しポイントを掘り下げてみましょう。会社によって各自基準がありますが、一般的には【年齢】【職業】【住居】とされています。

【年齢】
どこも未成年はNGです。20〜30代がもっとも借りやすいとされていて、その中でも独身の方が有利です。何故なら、これは「年齢が高いのにキャッシング=マトモに働いてないor貯蓄がない=返済も困難では?」「結婚しているのにキャッシング=しかし育児等で支出が多いはず=返済に支障が出るのでは?」といった見方が出来るからです。

【職業】
高収入というよりは、安定した企業が有利です。ナンバー1はやはり公務員。次に会社員、契約社員、派遣社員、と、ランクダウンしていきます。自営業も収入が安定しないという事で評価は会社員よりも低くなる傾向があるようです。会社員でも勤続年数が短かかったり(1年以下)、不自然に転職が多かったりすると、やはり評価ダウンします。

【住居】
身元が確実という事で、一般的には持ち家の方が評価が高いです。また、そこに何年住んでいるかというのも重要視され、固定電話があるとなお良しとされています。今の時代だとそこに追加して、携帯電話もあると「連絡がとりやすい人」として評価されるようです。

これ以外にも、借入件数が多くないか、というポイントもあります。


審査に受からないケースには何がありますか?

お金にルーズな人は受かりません。

まず未成年はNG(子どもには貸せません)。無職の方もNG(収入のアテもない人に貸せません)。信用情報に延滞記録がある人もNG(お金にルーズな人には貸せません)。既に年収の3分の1以上借りている人もNG(多重債務を防ぐ為、法律で貸せません)。本人確認の取れない方もNG(素性の分からない人には貸せません)。

この他に、Q:キャッシング審査で重用視されるポイントって?など、各社独自の基準で選考されますので、それにより審査に受かる・受からないケースが出てきます。なお、専業主婦は本来無職ですが、配偶者の収入次第で借入が可能です。Q:総量規制で審査が厳しくなったけど、もうどこからも借りられない?をご覧下さい。


家や職場に電話をかけられて周囲にバレるのが不安です

会社名を名乗ることはありません!

在籍確認はほとんどのカードローン会社で行われるものです。書類にあった会社に本当にちゃんと勤めているのかどうか、は、つまり「収入がちゃんとあるのかどうか」の証明でもあります。この確認が出来ないと、お金を借りることはできません。

マトモなキャッシング会社であれば「○○カードローンの者ですが、」と電話をかける事は絶対にありません。スタッフが個人名でかけるだけですので、気にしなくても大丈夫です。

審査が甘いカードローン会社があるって本当?

あるにはありますが、しっかり見極めを!

総量規制により、借入額が「年収の3分の1までに制限」された今、気になるのはやはり「審査が甘くて、確実に貸してくれる業者」という事になりますね。

借りられる人の割合が減ってしまった今「キャッシング業界も顧客獲得に躍起になって、逆に審査が甘くて、カンタンに借りられるのでは?」と思いがちですが、総量規制は法律による制限ですから、審査基準が極端に下げられる事はありません。むしろ、まったく聞いた事もないようなキャッシング会社からの甘い誘惑にはご注意を。親身に増額等の相談にも乗る一方で、法外な金利での貸付を行う、羊の皮を被ったヤミ金なども存在します。

テレビCMなどを打っている所は顧客開拓に熱心なので、比較的良いとされていますが、だからといってお金にルーズな人が受かるという訳ではありませんので、「お金を借りる=お金を返す」という事をしっかり考えた上で申し込みをしましょう。


返済が遅れた事があります。ブラックリストに登録されてますか?

そう簡単には載りませんが、調子に乗らないように!

ブラックリストというのは俗称で、実際には「個人情報登録機関に登録されている信用情報」に、延滞記録や契約違反などの事故情報が登録された状態の事を指します。信用情報はキャッシング業界全体で共有されており、ここに悪質な延滞や規約違反、破産等の情報があると、審査の段階でかならず分かります。そして金融機関はまずお金を貸しません。よって、多くの方が「ブラック」の状態を恐れている訳です。

会社によって差異があるようですが、一般的には「返済日から3ヶ月を越えると延滞」と見なされ、登録されます。記録は5年間も残りますので、期日にきちんと返済するように気をつけましょう。どうしても遅れそうな時は「もうダメだ」と勝手に諦めずに、カードローン会社に絶対に連絡を!

返済日をずらす、または「利息分だけでも返済すればOK」という処置をとってくれる所もあります。借金は減りませんが、返済の意思はあると認められる為、悪質な延滞と見なされず、もちろんブラックにも載りません。これは最終手段ですので、毎月返せるような返済計画を確実に立てる事が、一番のブラック対策ですね。


自己破産したら借金チャラですよね?また借りられますか?

借金はチャラですが、新たに借りる事は出来ません

自己破産とは、債務超過になってしまった人の最終手段で、「破産でもうダメです」と裁判所に申し立て、「確かにこの人はもう借金が返せる状態ですらありません」と裁判所が認めると、抱えている借金は全てチャラになるというものです。

これだけ読むと「借りるだけ借りて自己破産しちゃえばラッキーじゃん」と思ってしまいがちですが、自己破産を行うと「全てのあらゆる資産を手放さなければならない」「住宅、店舗、工場などの不動産がある場合は手放さなければならない」「官報に掲載される(誰でも閲覧できる)」「市区町村発行の身分証明書に破産の記録が載る」「自分宛の郵便物は破産管財人が管理・閲覧する」「引っ越しや長期の旅行は許可が必要」そして何より「破産の記録が残るため審査も通らず、向こう7〜10年間はお金が借りられません」などのデメリットがあります。

それだけ?と思うかもしれませんが「必要最低限の生活用品だけを残して貯金もなく、この先もしお金に困っても数年間にわたってお金が借りられない」という状況は、あまりにデメリットが大きすぎます。安易な自己破産は絶対にNGです、これは「安易なキャッシングをしなければ絶対に防げる」事です。よく考えて利用しましょう。


bl